こんにちは、まどへいです!
今回の記事は、一条工務店の後付け蓄電池(追い蓄電池)の設置に関してご紹介します。
まだ一条工務店内でもまだまだ例が少ないようなので、分かる範囲&経験からお伝えします。
※後付け蓄電池(追い蓄電池)は、ボリュームが多いため複数記事で掲載しています。
検討の目的、経緯や全体の流れは別の記事でまとめています。
■2台目 蓄電池導入の経緯
■価格や全体の流れ
この記事はこんな人におすすめ!
・一条工務店で追加蓄電池を検討している人
・一条工務店で家を建てることを検討している人
・追加蓄電池の価格が気になる人
一条工務店で2台目蓄電池の後付け設置は可能なのか
早速本題ですが、一条工務店で2台目蓄電池の後付け設置は可能なのか。
その答えはYESです。
なぜなら、まどへい家は太陽光パネル&蓄電池パッケージに加え、2022年10月に後付けで2台目蓄電池を設置し、現在は蓄電池2台で運用しているからです。
今回は実体験に基づいてご紹介します。
なお、2台目蓄電池の後付け設置には、一条工務店側で複数の条件があります。ご自宅で設置可能かどうかは営業担当さんなどにお問い合わせされることをオススメします。
では早速、設置レポートをしていきます。
2台目 蓄電池の後付け(追い蓄電池)設置レポート
設置以前の流れなどは先ほどの紹介記事にまとめていますので、ここでは省略します。
なお、前例のない工事であったため、現在は簡略化されている可能性もあります。
全体所要時間
架台設置に約1時間(別日に事前取付)
蓄電池の設置工事および設定完了まで、約4時間程度かかりました。
(午前10時に作業開始、午後2時終了)
作業は屋外のみで完結し、家の中での作業はありませんでした。(立ち合いも一部のみ)
基礎づけ架台の設置(事前取付)
我が家の場合、蓄電池を設置する基礎づけ架台を蓄電池設置の約1週間前に設置しました。
その際には次の確認と説明がありました。
・設置場所の最終確認
・蓄電池搬入経路の事前確認
・搬入と取付に関する留意事項の説明
搬入、取付での留意事項は次のとおりです。
- 外に置いてある物が搬入時に影響する場合は移動すること
- 基本立ち合いは不要だが確認ができるように在宅すること
- 天候が悪い場合は工事延期となること
我が家の場合は、エリア初取付のため一条工事課、協力業者など通常より多い人数で来て見学してもよいかの確認がありました(笑)
2台目蓄電池の搬入と取付工事
まず、取付工事業者(+一条工事課)にて搬入経路の最終確認を行いました。
我が家の場合、エコキュートが設置場所の手前にあったため大回りでの搬入でした。
事前にある程度確認はしていましたが、最終的には現場調整となるようです。
最終確認後、搬入となりますが、蓄電池は約130kgあるので、台車および作業員2名で設置場所まで移動し搬入完了。(余談ですが、今回の搬入業者はピアノ運送業者でした笑)
その後、取付工事となりますが、事前に基礎づけ架台の設置は完了しているため、その上に乗せ、架台と外壁に固定する形となります。
2台目蓄電池の配置と接続について
2台目蓄電池の配置と接続は次の通りです。
■配置/接続構成
2台目蓄電池 ⇔ 1台目蓄電池 ⇔ パワコン
※2台目蓄電池とパワコンは1台目蓄電池を経由して接続
2台目蓄電池の配置
我が家の2台目蓄電池の設置は、2台目蓄電池(基礎づけ架台) ⇔ 1台目蓄電池(壁掛け) ⇔ パワコン(壁掛け)という配置です。
以下画像をご覧のとおり、基礎づけ架台での設置となり、蓄電池の設置高さが異なります。
※後付け2台目蓄電池の壁掛けは不可と確認しています。(下地の有無等が影響)
私は高さの違いを気にしませんが、後付けとなる場合は恐らく避けられませんので気になる方は要注意です。
2台目蓄電池の接続
2台目蓄電池の接続については、大がかりなものではありませんでした。
1台目蓄電池とケーブルで接続するだけです。
2台目蓄電池とパワコンは直接接続しておらず、1台目蓄電池を経由する形となります。
2台目蓄電池に関する設定について
2台目蓄電池に関する設定はパワコンとアプリで実施しました。
パワコンの設定
2台目蓄電池の設置後、取付業者がパワコンを開けて設定をしていました。主に2台目蓄電池の登録と疎通確認を行ったと聞いています。
※パワコンを開けて作業をするため、雨などが降っている場合は作業ができません。
アプリの設定
パワコン設定後にアプリ側の設定です。
パワーモニターアプリを開くと『蓄電池残量表示補正』を行うかの確認がくるので、画面に従い補正を実行すればOKです!
『蓄電池残量表示補正』???
だと思います。
蓄電池後付け設置における『蓄電池残量表示補正』はシステムやアプリ上で蓄電池の残量%を補正するものです。
※『蓄電池残量表示補正』は、システム不具合でも表示されることがあるため、上記は蓄電池後付け設置の場合の考え方となります。
補正終了で蓄電池の設置~設定まで完了です。
蓄電池残量表示補正の注意事項
蓄電池残量表示補正の注意事項としては、この補正の実行中は既存の蓄電池運転モードの設定(節エネモードなど)に関わらず、自動的に蓄電モードで動作し、蓄電池2台分が満充電になるまで充電がされます。
補正が完了した後に自動的に補正前に設定されていた運転モードに戻り動作します。
よって、この補正中は一時的な買電が発生する可能性があるため、注意が必要です。
満充電までに時間がかかり、その後動作に問題がないかの確認が必要なため、結果的に作業完了までに時間を要することになります。
その他 個人的な確認ポイント
ここから個人的に気になった点を紹介します。
アプリでの変化点があるか
蓄電池が2台になったことでアプリ上での表示に変化はありません。
見え方も1台の時と変わりません。(少しは変わってほしかった笑)
ただし、残量100%=蓄電池2台分の満充電となるので、充放電の進みが遅くなりました。
50%=蓄電池1台分と解釈しています。
※アプリ上の実績を確認すると1台分以上の電力が充電されているため、正しく設定および運用ができています。
室内リモコンの変化点
アプリと同様、何も変化はありません。
そもそも、あまり室内リモコンを見る機会が少ないので影響はありません。
まとめ
今回は2台目 蓄電池の後付け(追い蓄電池)設置レポートをまとめました。
前例が少ないのもあり、一条工務店側からの情報が提供されておらず、このあたりの情報量がまだ少ない状況です。
最近は検討している方も増えているようなので、ぜひ参考にしていただければと思います。
また2台目蓄電池の設置効果や変化は次の記事でまとめています。
読んでいただきありがとうございました。またよろしくどうぞ!笑