こんにちは、まどへいです!
今回の記事は、一条工務店の後付け蓄電池(追い蓄電池)の設置後の電気使用量の変化に関してご紹介します。
後付け蓄電池(追い蓄電池)自体まだ一条工務店内でもあまり例が無いようなので、分かる範囲&経験からお伝えします。
なお、検討の目的、経緯や設置のレビューなどは別の記事でまとめています。
■2台目 蓄電池導入の経緯
■価格や全体の流れ
■設置レポート
ぜひ上記記事もご確認ください!
この記事はこんな人におすすめ!
・一条工務店で追加蓄電池を検討している人
・一条工務店で家を建てることを検討している人
・追加蓄電池の価格が気になる人
一条工務店で2台目蓄電池の後付け設置は可能なのか
まず一条工務店で2台目蓄電池の後付け設置は可能なのか。
その答えはYESです。
なぜなら、まどへい家は太陽光パネル&蓄電池パッケージに加え、2022年10月に後付けで2台目蓄電池を設置し、現在は2台蓄電池で運用しているからです。
今回は設置後の電力使用推移をお伝えします。
なお、2台目蓄電池の後付け設置には、一条工務店側で複数の条件があります。ご自宅で設置可能かどうかは営業担当さんなどにお問い合わせされることをオススメします。
まだ追加蓄電池の事例が少なく、導入の効果が知りたい方も多いと思いますのでご紹介していきます!
2台目 蓄電池の後付けによる買電の変化について
2台目蓄電池の後付けによる買電量の変化について、まずはこれまでの経緯をご紹介します。
まどへい家は2022年10月〜蓄電池2台体制で生活をしています。
2020年10月:入居
~2022年9月:蓄電池1台運用
2022年10月~:蓄電池2台運用
入居から特に生活スタイルは変えていません。
我が家の家族構成、生活スタイルも別記事でまとめております。
天候による変動はありますがそれ以外は大きく変わらないので、蓄電池が1台→2台になったことによる変化は参考になると思います!
特に2台目 蓄電池の後付けは一条工務店でも前例が非常に少ないです。
そのため、2台目 蓄電池を検討している方を中心に気になっている方も多いと思いますので、是非参考にしてください!
それではご紹介していきます。
蓄電池2台運用での電力推移
今回は蓄電池が1台→2台による変化を見るために、蓄電池の2台運用を開始した2022年10月〜2023年9月までの期間(12ヶ月間)で比較をしていきます!
■太陽光発電、蓄電池2台運用での推移
※単位:kw ()内:前年数値
月 | 発電量 | 消費量 | 売電量 | 買電量 |
2022年10月 | 872 (952) | 572 (671) | 343 (538) | 111 (286) |
11月 | 832 (948) | 598 (630) | 276 (518) | 104 (225) |
12月 | 774 (875) | 817 (892) | 105 (358) | 226 (416) |
2023年1月 | 908 (961) | 958 (1,048) | 157 (420) | 284 (571) |
2月 | 1,014 (1,079) | 841 (924) | 286 (593) | 190 (491) |
3月 | 1,099 (1,308) | 696 (769) | 396 (760) | 66 (267) |
4月 | 1,340(1,247) | 582(612) | 718(753) | 19(164) |
5月 | 1,382(1,366) | 660(613) | 694(842) | 45(132) |
6月 | 1,153(1,319) | 750(712) | 441(751) | 96(186) |
7月 | 1,566(1,356) | 935(989) | 644(668) | 91(344) |
8月 | 1,512(1,256) | 1,063(943) | 544(609) | 175(340) |
9月 | 1,110(1,048) | 925(740) | 294(477) | 185(225) |
考察
1年間の数値ではありますが、少し考察をしてみたいと思います。
【前年との比較】
- 売電量が減少
(発電量の減少&追加蓄電池への充電が主な要因) - 買電量が減少
(追加蓄電池の活躍が主な要因)
前年よりも天候が悪く、太陽が出ている時間も短かった影響もあり、発電量が減少している月があります。
天候に左右されてしまうのは太陽光発電のデメリットのひとつですね。
売電量は天候の影響で発電量が少なくなったことに加え、追加蓄電池を設置したことにより、従来売電をしていた分の一部が蓄電池の充電に使われたために売電自体は減ってしまいます。
蓄電池1台:定格7.04kw
蓄電池2台:定格14.08kw(7.04kw×2台)
※満充電に必要な容量が増えたため、結果として売電量が減少
なお、我が家は蓄電池を『節エネモード』で運用しています。他のモードの場合は違った傾向値になるはずです。
蓄電池のモードについては、次の記事でご紹介しております。あわせてご確認ください!
買電量については追加蓄電池での効果が一番発揮されるところです!
発電量が少ない中、毎月の買電量を前年より50%以上削減をしています。多いときは約75%削減できている月もあります!
追加蓄電池の効果を実感できました!
まとめ
今回の記事では、2022年10月〜2023年3月までの蓄電池2台運用の結果をまとめました。
結果としては、売電量は減るものの買電が大幅に削減することができる。ということがわかり、電気代の低減に大きく貢献がされました!
近年は太陽光発電等による売電単価が下落しており、売電単価<買電単価の家庭が多くなっています。
そのため発電した電力を自家消費に回す方も増えてきております!
更に昨今は電気代が高騰しており、節電の重要度が高まっています。太陽光パネル×蓄電池であれば、我慢をしすぎることなく買電を減らすことができます。
検討されている方はこの記事で少しでも参考になれば幸いです!
読んでいただきありがとうございました!よろしくどうぞ!笑