Googleフォトが有料化…どうする?
2021年6月から、Googleフォトの無料保存が15GBまでに制限されました。それまで無制限で使えていたのに、突然「容量がいっぱいです」と表示されて困っている方も多いのではないでしょうか。
特に、お子さんが生まれてビデオ撮影が増えたご家庭では、15GBなんてあっという間。大切な思い出を削除するなんて、とてもできませんよね。
有料プランに入るべき?
Google Oneの2TBプランは月1,300円。5年間で78,000円にもなります。
「そんなに払うなら、他に良い方法はないの?」
そう思ったあなたに、自宅サーバー(NAS)という選択肢をご紹介します。
自宅サーバー(NAS)って何?

自宅サーバー(NAS)は、家に置く「自分専用の写真保管庫」です。
■3つの大きな魅力
- 月額料金ゼロ – 最初に買えば、あとは電気代だけ
- 写真は完全に自分のもの – Googleのサーバーに預けなくてOK
- 家族全員で使える – みんなのバックアップを1か所で管理
初期費用は3〜5万円程度かかりますが、約1年でGoogle Oneの元が取れる計算です。
どんな仕組み?
家のWi-Fiルーターにつなぐだけ。スマホ、タブレット、パソコン、どれからでも写真を見られます。
しかも、データを2つのハードディスクに同時保存する機能があるので、1つが壊れても安心。大切な家族の写真を守れます。
おすすめメーカー Synology(シノロジー)- 初心者に優しい
こんな人におすすめ: 機械が苦手な方
- 画面がGoogleフォトそっくりで使いやすい
- 顔認識で自動整理してくれる
- 設定が簡単
おすすめモデル: DS223J(2〜3万円)
このモデルはまどへいおすすめです。(実際に使っています)
その記事については、以下にまとめています。ぜひご覧ください!

おすすめメーカー QNAP(キューナップ)- 高機能
こんな人におすすめ: もっと便利に使いたい方
- 高性能でサクサク動く
- ビデオも快適に再生できる
- スマホアプリが充実
おすすめモデル: TS-264(3〜4万円)
どちらも、スマホで撮った写真を自動バックアップできます。
Googleフォトから引っ越す方法

難しそう?大丈夫です。3ステップで完了します。
ステップ1: Googleフォトからダウンロード
Googleの「Takeout」にアクセス
「Googleフォト」だけを選択
「エクスポートを作成」をクリック
数時間〜1日後、ダウンロードリンクがメールで届きます。
ポイント: データが多い場合、何個かのファイルに分割されます。全部ダウンロードしてください。
ステップ2: ダウンロードしたファイルを整理
無料ツール「GooglePhotosTakeoutHelper」を使うと、写真の撮影日が正しく表示されます。
ダウンロードしたGoogleフォトのフォルダを指定すれば自動で整理完了
ステップ3: 自宅サーバー(NAS)にコピー
自宅サーバーの共有フォルダを開く
整理したフォルダをドラッグ&ドロップ
完了!
注意: 大量のデータの場合、数時間かかることもあります。気長に待ちましょう。
便利な専用アプリ

NASの真価を発揮するためには、専用アプリケーションの活用が不可欠です。各メーカーが提供する写真管理アプリや自動バックアップアプリを適切に設定することで、Googleフォト以上の利便性を実現できます。
Synology Photos – まるでGoogleフォト
・タイムライン表示で思い出を振り返り
・顔認識で「この人の写真だけ」も簡単
・家族で安全に共有
・外出先からもアクセスOK
自動バックアップの設定もあるので、もうスマホの容量を気にする必要なし!
コスト比較:本当にお得?

本当にお得なのか
5年間で想定してみましょう。
| 比較項目 | 自宅サーバー(NAS) | Google One (2TB) | 5年間総コスト |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 3~5万円 | 0円 | – |
| 月額料金 | 0円(電気代/ネット代) | 1,300円 | – |
| 5年間合計 | 3~5万円 | 78,000円 | 2~4万円程度の差 |
| メリット | データ完全所有 プライバシー保護 長期的コスト削減 | クラウドの利便性 スマホとの相性 | – |
| デメリット | 初期投資 設置と設定の手間 | 長期的コスト 仕様変更リスク | – |
自宅サーバーは基本的に初期費用/ハードディスク入れ替えなどのメンテナンス以外には費用は掛かりません。
長期的にみれば、確実にお得になることが見込めます。
お金以外のメリット
プライバシー: 写真がGoogleのサーバーに送られない
容量無制限: ハードディスクを追加すればいくらでも増やせる
家族みんなで: 1台で全員分を管理
おすすめ構成プラン
予算3万円コース(入門者向け)
- 本体: Buffalo HDL-TA2(2TB)- 17,000円
- 設定: そのまま使える
- こんな人に: とりあえず始めてみたい
予算5~7万円コース(標準)
- 本体: Synology DS223J – 30,000円
- ハードディスク: 2~4TB × 2台 – 20,000円~40,000円
- 実際の容量: 2~4TB(二重保存で安心)
- こんな人に: 家族の写真をしっかり守りたい
予算15万円コース(大容量)
- 本体: QNAP TS-464 – 60,000円
- ハードディスク: 12TB × 4台 – 90,000円
- 実際の容量: 24TB以上
- こんな人に: ビデオもたくさん、何年分も保存したい
設定とメンテナンス

NASの設定やメンテナンスは、正しい手順を踏むことで難しくありません。初期設定から日常的なメンテナンスまで、基本的な作業を正しく理解し、実行することで快適な運用が可能となります。
初期設定の手順
NASの初期設定は、各メーカーが提供するセットアップガイドを参考に進めます。
インターネット接続を確立し、最初の管理者アカウントを作成するだけで、基本的な機能が利用できるようになります。
SynologyやQNAPなど、主要メーカーのNASは、ユーザーインターフェースが直感的で使いやすいため、初心者でも安心して設定を行えます。
基本的な設定が完了したら、RAID構成の設定を行いデータのバックアップ体制を強化します。
メンテナンス
月1回のチェック項目
- ハードディスクの健康状態を確認(アプリに表示されます)
- バックアップが正しく動いているか確認
- 異常があればメールで通知されるよう設定
年1回のメンテナンス
- ほこりを掃除
- ハードディスクの診断を実行
- 必要なら古いハードディスクを交換(5年程度が目安)
まとめ
Googleフォトの有料化をきっかけに、自宅サーバーを検討してみませんか?
自宅サーバーが向いている人:
- 月額料金を払い続けたくない
- 写真・動画がどんどん増えている
- 家族全員のデータを管理したい
- プライバシーを大切にしたい
初期費用はかかりますが
- 1〜2年で元が取れる
- その後はずっとお得
- 容量は自由に増やせる
- データは完全に自分のもの
最初の一歩を踏み出せば、あとは快適な写真ライフが待っています!
よくある質問
難しくない?
最初の設定だけ、説明書を見ながら1〜2時間。その後は普通に使えます。SynologyやQNAPは画面がわかりやすいので、機械が苦手でも大丈夫。
壊れたらどうする?
2つのハードディスクに同時保存する設定(RAID1)にすれば、1つが壊れても写真は無事。さらに、外付けハードディスクに定期バックアップすれば完璧です。
外出先からも見られる?
はい。専用アプリで、どこからでも安全にアクセスできます。Googleフォトと同じように使えます。
電気代は?
24時間つけっぱなしでも、月500〜1,000円程度。最新機種は省エネ設計です。
